武装勢力の5人を殺害、1人拘束 ロシア南部
(CNN) ロシア南部ダゲスタン共和国で8日、特殊部隊が反政府武装勢力の指導者やメンバーとみられる5人を殺害、1人を拘束した。治安当局者がCNNに語った。
当局者によると、6人は同共和国の首都マハチカラ市内の民家にいた。指導者とされる人物はロシア人で、2010年にイスラム教に改宗したという。
このグループは、昨年末にロシア南部ボルゴグラードで起きた連続自爆テロ事件の犯行グループとつながりがあったとみられる。ただし、事件に直接関与したかどうかは明らかでない。
ロシア国営メディアは5日、警察がダゲスタン共和国東部イズベルバシでの銃撃戦で、事件の首謀者とみられる人物らを殺害したと伝えていた。共犯者1人が投降したという。先月末には、自爆犯2人が現場へ移動するのを手助けしたとして2人が拘束されている。