ウクライナ東部でデモ隊が庁舎占拠、ロシア国旗掲げる
ウクライナの国会議長を兼務するトゥルチノフ大統領代行はデモに対応するため、6日にリトアニアで欧州諸国の議会議長らの会合に出席する予定を取りやめた。
ヤツェニュク首相は同日のテレビ番組で、東部住民の「不安を打ち消す」ために現地に出向き、分権化や地元企業への財政支援を提案すると表明した。首相は東部のデモについて、「政治目的で入国した外国人が参加している」との見方を示している。
ウクライナ東部はロシア系住民が多く、最近ロシアに編入されたクリミア半島と同じ道をたどる可能性が指摘されている。