不明マレーシア機の捜索、時間切れ迫る 進路変更は意図的か
マレーシア・クアラルンプール(CNN) インド洋で行われているマレーシア機の捜索で、最新鋭の音波探知機を装備した英海軍艦「HMSエコー」が7日、中国の巡視船が音波信号をとらえた海域へ向かった。
一方、マレーシア政府高官が6日にCNNに語ったところでは、同機は通信を絶って予定の針路を外れた後、意図的にインドネシアの領空を避けて飛行していた可能性が浮上した。
インド洋の捜索現場では、中国の巡視船が4日から5日にかけて音波信号を検知。英海軍艦はこの信号と行方不明機との関係を突き止めることを目指す。
時間切れは刻々と迫りつつある。同機から発信される信号はあと数日、または数時間で途絶えるかもしれない。この信号は、機体が海上に墜落すると発信される仕組みだが、バッテリーは装置が起動してから約30日で尽きる。