不明マレーシア機の捜索、時間切れ迫る 進路変更は意図的か
同機が消息を絶ったのは3月8日。既にその30日目を迎えた。ただ専門家によれば、バッテリーはあと数日はもつ可能性もある。
一方、同機の針路についてマレーシア政府高官は、周辺国のレーダー情報を解析した結果、同機はインドネシアの上空を迂回(うかい)する形で同国北部の海上を通過した後、南に方向転換してインド洋に向かっていたことが分かったと語った。
同高官はこれについて、マレーシア機を操縦していた人物がレーダーに検知されないルートを選んで飛行していたとの見方を示した。ただ、誰が何のためにやったのかという謎を解く手がかりは、依然として見つかっていない。