米欧が追加制裁発表 ロシアは対抗措置を予告
ロシアのリャブコフ外務次官はCNNとのインタビューで、米国の追加制裁を「無意味であさましい最低の行為」と非難。ウクライナの危機を悪化させるばかりだと述べ、「米政権は無謀な行動を繰り返し、過去の失敗から何も学習しようとしない」と批判した。
そのうえで、「ロシアは対抗措置を取る。米国に痛みをもたらす措置になるだろう」と警告した。
ウクライナ暫定政府の高官は、追加制裁を「素晴らしい前進」と歓迎する一方、「これが最後の措置にならないよう願っている」と語った。
親ロシア派と暫定政権のにらみ合いが続くウクライナ東部では28日、ハリコフ市長が何者かの銃撃を受けた。同市当局によると、市長は意識不明の状態で病院へ運ばれ、緊急手術を受けたが依然として重体だという。