希少動物食べたら禁錮10年も、中国が新たに法解釈
中国はジャイアントパンダやキンシコウを始めとする420種を絶滅危惧種に指定している。
だがこのリストに含まれる多くの種が珍味として、または漢方薬の材料として違法に取引されている。たとえば一部のレストランではセンザンコウを使った料理が出され、1皿2000人民元(約3万3000円)もの値段がついている。
だがWWFのルー氏は、消費者や闇市場で希少動物を小売りしている業者は問題のほんの一部に過ぎないと主張する。
「絶滅危惧種を守り、生息数を回復させるには、さまざまな角度から多大な努力が必要となる」とルー氏は言う。「生息数の減少の原因は、生息地を脅かす都市化や農業従事者との衝突、気候変動、密猟などさまざまな要因がある」