冷蔵施設に作業員閉じ込めか、救出作業続く カラチの空港
パキスタン政府は数日前、各州当局に「主要施設などで人目を引く攻撃が計画されている恐れがある」と警告したが、この空港には言及していなかった。
TTPの代表者は空港を攻撃した理由について「民間人が少なく、当局の職員らが多い場所を選んだ」と説明。「10日から国家との全面戦争に入る」と宣言したうえで、「今からでも政府側が折れれば、対話に応じる用意がある」と述べた。
同国西部クエッタのイラン国境付近では8日、自爆テロ2件が相次いで発生し、当局によれば犯人側の4人を含む24人が死亡した。負傷者18人のうち14人が重体とされる。現場近くのホテルには、イランから訪れたイスラム教シーア派の巡礼者数十人が宿泊していた。スンニ派系の過激派組織が犯行声明を出している。