WHO、エボラ熱被害の大幅な過小評価認める

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(CNN) 西アフリカ諸国で大流行するエボラ出血熱の問題で世界保健機関(WHO)は14日までに、犠牲者の増加に歯止めがかかっていない現状などを踏まえ、被害の規模ははるかに過小評価されていたと警告した。

WHOが今月13日時点でまとめたデータによると、ナイジェリア、ギニア、リベリアやシエラレオネでの死者数は計1145人。患者は少なくとも2127人に達した。11日時点では、死者は1069人、感染者は1975人だった。

WHOは14日の声明で、被害が判明した現場で働く職員らは死亡者や感染者の数が大きく過小評価されていたことを裏付ける証拠を見ていると述べた。感染は今後も一定期間、続く恐れがあるとも指摘した。

報告がこれまで届いていなかった感染の例もあるとみられる。被害が起きている4カ国と協力し、関連情報の入手拡大に努めているとしている。

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