米軍、シリア北部で空爆 民間人6人死亡か

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空爆参加の米軍機や装備を見る

(CNN) 米中央軍は27日、シリア北部のクルド人地域にあるアイン・アラブ(別名コバニ)などでイスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対する空爆を実施したと発表した。空爆で民間人の死者が出たとの報告もある。また英軍は同日、イラク上空へ戦闘機を送ったことを明らかにした。

シリアのトルコ国境付近で空爆が実施されたのはこれが初めて。米軍によると、アイン・アラブでの空爆では建物1棟と装甲車2台を攻撃した。同市はISIS側から迫撃砲少なくとも4発を撃ち込まれたとされる。

アイン・アラブ近郊の村のクルド人民兵は、トルコ国境にある非公式の検問所が空爆を受けたと述べた。

シリア北部のクルド人の最後のとりでとなっているアイン・アラブでは、何日か前からISISとクルド人民兵が激しく衝突し、約20万人の住民がトルコ側へ避難している。トルコは国境に緩衝地帯を設けるべきだと主張する。

また英国に拠点を置く非政府組織(NGO)、シリア人権監視団は同日、シリア北部ハサカ近郊での空爆で民間人6人が死亡した可能性を指摘した。CNNはこの情報を確認できなかったが、米中央軍はハサカでISISの車両や建物を空爆したことを認めた。

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