下校時刻狙い爆発、児童30人が死亡 シリア
(CNN) 政府軍と反体制派の戦闘が続くシリアで1日、同国第3の都市ホムスの学校近くで爆発が相次ぎ、6~9歳の児童少なくとも30人を含む39人が死亡した。国連の潘基文(パンギムン)事務総長が明らかにした。
シリア国営通信によると、学校前で爆弾を積んだ車が爆発し、数分後に男が自爆した。児童の下校時刻が狙われたと同通信は伝えている。
爆発が起きたのは、アサド大統領が所属するイスラム教シーア派の分派で少数派のアラウィー系住民が多数を占める地区だった。現時点で犯行声明は出されていない。
ホムスはかつて反体制派の拠点だったが、今は政府が掌握している。