サウジ首都で銃撃、米国人2人が死傷
(CNN) ケリー米国務長官は、サウジアラビアの首都リヤドで14日に銃撃事件があり、軍事請負会社の米国人1人が死亡、1人が軽傷を負ったと発表した。
地元メディアは市警察の話として、2人の乗った車が市内のガソリンスタンドで銃撃を受けたと伝えた。
在米サウジ大使館によると、容疑者はサウジと米国の国籍を持った24歳の男。治安部隊との銃撃戦で負傷し、拘束された。
男は2人と同じ会社に勤めていたが、最近「薬物関連の問題」で解雇されたばかりだという。現場は同社の拠点から約800メートルの地点だった。
この会社は40年近く前からサウジ国家警備隊の訓練を請け負っている。従業員の中には元米兵も含まれるが、半数以上がサウジ人とされる。
死傷した米国人の名前や、犯行動機に関する情報は公表されていない。国営サウジ通信(SPA)は、米国人負傷者が病院へ運ばれたと伝えている。