エボラ熱感染の国連スタッフ、治療先のドイツの病院で死亡
(CNN) 西アフリカ・リベリアでの医療活動中にエボラ出血熱に感染した国連スタッフのスーダン人男性(56)が、ドイツ・ライプチヒの病院で死亡したことが14日までに分かった。
男性はこの病院の隔離病棟に収容されていた。病院側は先週、医師らの対応態勢は万全だと述べていた。
病院の報道担当者によると、ドイツ国内では3人のエボラ熱患者が治療を受けていたが、ハンブルクの患者はすでに回復して退院した。残る1人はフランクフルトの病院に入院している。
エボラ熱治療の現場では、スペインの首都マドリードと米テキサス州ダラスで患者を担当した看護師らの感染が相次いで確認され、スタッフの防護策が改めて問われている。