エルサレムの礼拝所襲撃、イスラエル人4人死亡 犯人射殺
エルサレム(CNN) イスラエルの警察によると、エルサレムのハール・ノフ地区にあるシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)が18日、パレスチナ人とみられる2人組に攻撃され、イスラエルの民間人4人が死亡、6人が負傷した。
警察の報道官によれば、2人組はナイフやおのを持ってシナゴーグに侵入し、現場で射殺された。2人は東エルサレム出身で、銃を携行していたという。
軍の報道官は、シナゴーグへの「テロ攻撃」だと非難した。
警察は3人目の容疑者が逃走している可能性もあるとみて、住民らに外出を控えるよう呼び掛け、捜査を続けている。
エルサレムでは16日、パレスチナ人のバス運転手が首をつった状態で死んでいるのが見つかった。警察は自殺との見方を示したが、遺族は運転手の背中にあざや出血の跡があったと主張している。
さらにエルサレム中心部の近くで16日、イスラエル人が工具のドライバーで刺されて負傷し、病院へ運ばれる事件もあった。
先週はイスラエルの中心都市テルアビブで20歳の若者が刺殺された。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸にあるユダヤ人入植地の入り口付近でも3人が刺され、このうち1人は死亡した。