チュニジアで博物館襲撃、19人死亡 観光客など

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隣接する国会議事堂の建物に避難した観光客も=HERE Maps提供

隣接する国会議事堂の建物に避難した観光客も=HERE Maps提供

バルドー博物館の建物は国会議事堂の建物と隣接していて、事件発生時は議会委員会の会合が開かれていた。議員の1人は「恐怖に駆られた観光客が逃げ惑っていた。私たちは扉を開けて議場へ誘導した」と振り返る。

治安部隊と武装集団の間で銃撃戦が発生すると、議員たちは床に伏せるよう指示され、間もなく避難指示が出されたという。博物館周辺の一帯は封鎖され、救急隊が負傷した観光客を担架に乗せて運び出した。

武装集団の所属組織について、内務省の報道官はイスラム過激派と言及した。

現時点で犯行声明は出されていない。ただ米民間情報機関によると、事件の前日にチュニジアのイスラム過激派組織がツイッターで、「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のアブバクル・バグダディ指導者に近く忠誠を誓うと表明していたという。

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