米無人機でソマリア過激派幹部殺害 ケニアのモール襲撃関与
(CNN) 米国防総省は18日、アフリカ東部ソマリア南西部で最近実施した米無人機攻撃で同国に拠点を築くアルカイダ系イスラム過激派「シャバブ」のアダン・ガラル幹部を殺害したとの声明を発表した。
ガラル幹部は隣国ケニアの首都ナイロビで2013年に発生した大型ショッピングモール襲撃、銃乱射事件への加担が指摘される。同事件では最大67人が殺害されていた。
同幹部は、シャバブの諜報(ちょうほう)や治安担当部門に属し、アルカイダの主張に沿ってソマリア国外の米欧の国民や権益施設へのテロ活動を仕切っていたとされる。
米国はソマリアでシャバブ掃討のための無人機攻撃などを続けており、昨年9月には同国バラウェ市近くでの空爆でアハメド・ゴダネ指導者も殺害していた。