回収された携帯電話に機内の映像か ドイツ機墜落
独デュッセルドルフ(CNN) 独ジャーマンウィングス機の墜落現場で見つかった携帯電話に、墜落直前の機内の映像が収録されていたと、複数のメディアが報じた。一方、捜査当局者は記事の内容を強く否定している。
仏誌パリ・マッチと独紙ビルトが伝えたところによると、残骸(ざんがい)の中から回収された1台の携帯電話に、機内の様子を撮影したとみられる映像が残っていた。
パリ・マッチによれば、映像には複数の言語で「なんということだ」と叫ぶ声が入っている。また金属の衝撃音が3回以上聞こえた。操縦士が何か重い物で操縦室のドアを開けようとした音と考えられる。最後にそれまでよりさらに大きな揺れがあり、叫び声が大きくなったところで映像が途切れているという。
パリ・マッチとビルトのウェブサイトに映像自体は掲載されていないが、両メディアとも捜査筋が発見した映像を閲覧したと主張している。