ネパールでM7.3の地震、4人死亡
(CNN) ネパールの中国国境付近で12日、マグニチュード(M)7.3の地震が発生し、国際移住機関(IOM)によると、首都カトマンズ東郊の町で4人が死亡した。
死者が出たのはカトマンズの東35キロにあるチャウタラ町。米地質調査所(USGS)によると、その後もM6.3の地震を含む余震が続いている。
M7.3の地震の震源は同国東部の中国国境に近い山間部で、首都カトマンズからは東へ約75キロ離れている。震源の深さは15キロ。
同国では4月25日にM7.8の地震が発生し、8000人以上が死亡。カトマンズ市内で多くの建物が倒壊した。
カトマンズ近郊の町でがれきの片付けを手伝っていたCNNのスタッフによると、被災した家屋が新たな揺れで倒壊するなどの被害が出ている。市内にいたジャーナリストは「強い揺れを感じ、市民はみんな通りに出てきた」と報告した。