タリバーン4人組がホテル襲撃、銃撃戦の末に死亡 アフガン
カブール(CNN) アフガニスタン当局が27日に発表したところによると、首都カブールで26日夜、イスラム武装勢力タリバーンの4人組がホテルを狙った攻撃を仕掛け、治安部隊と衝突した末に全員死亡した。
カブール市内には26日午後11時ごろから翌日未明にかけて、爆発音や銃声が響いた。
アフガン内務省の高官によると、一般市民や治安部隊側の死者は出なかった。
標的となったのは、ラバニ元大統領の息子が所有するホテル。タリバーンは声明で、「外国の侵略者」が滞在していることを理由に挙げた。
治安部隊は犯行グループの自動小銃やロケット弾などの発射機を押収した。
当局者らは、ホテルの警備態勢と治安部隊の対応が市民らへの被害を防いだとの見方を示している。
タリバーンはこれまでもカブール市内のホテルに攻撃を仕掛けてきた。今月中旬には別のホテルへの銃撃で、外国人客ら14人が死亡した。