米軍有人機、トルコ基地からシリアへ初の空爆

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空母からの爆撃よりも飛行時間の短縮が見込めるという

空母からの爆撃よりも飛行時間の短縮が見込めるという

(CNN) 米国防総省は12日、トルコ南部のインジルリク空軍基地から初めて有人機による空爆を行い、シリア国内の過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」拠点を攻撃したと発表した。

トルコは7月に米国と国内の基地使用の拡大を許可することで合意していたが、今回のインジルリク空軍基地からの攻撃は、その合意の一環として行われた。

米国はかねてから、トルコ国内の基地を使用し有人機でシリアやイラクのISIS拠点に空爆を加えることを希望。イラク国内の基地やペルシャ湾に停泊する空母から離陸するよりも飛行時間の短縮が見込める。特にISISが「首都」と主張するラッカがあるシリアへの空爆が容易になるとみられる。

米軍主導の有志連合軍はクルド人部隊と連携してISIS掃討作戦に当たっていることなどから、トルコは同国内の基地の使用について難色を示してきた。

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