足かけられた難民男性、スペインでサッカーコーチに
モフセンさん親子は16日の夜にマドリードに到着。「ここに来られて夢のようだ。ありがとうマドリード。ありがとうスペイン」と、モフセンさんは述べた。
学校側はモフセンさん一家の難民申請や、マドリード郊外の家への引っ越しを支援する。また、自立できるようになるまで生活費を支給するという。
ガラン校長によれば、スペインの下位リーグのチームの中にはモフセンさんの採用を考え始めたところもあるという。だが当面はサッカーアカデミーで働きながらスペイン語を身につけ、指導者資格の取得を目指すことになる。
モフセンさんは妻と2人の娘も呼び寄せたい意向だ。