ナイジェリア北部で自爆テロ、21人死亡 シーア派行事狙う
ナイジェリア北部カノ(CNN) ナイジェリア北部カノ州の村で27日、イスラム教シーア派の行進を狙った自爆テロがあり、主催者によると、少なくとも21人が死亡、数十人が負傷した。
自爆テロが起きたのはカノ州南部のダカソエ村。自爆犯は人々の集まりに突進し起爆したという。
この行進は、同国北部を拠点とする主要なイスラム教団体「ナイジェリア・イスラム運動」が毎年恒例で行っている宗教行事だった。ナイジェリア北部はスンニ派が支配的だが、スンニ派から改宗する層を中心に、シーア派の人数も増加しつつある。
事件に対する犯行声明は出ていない。
カノ州ではイスラム過激派「ボコ・ハラム」による襲撃が相次いでいる。