北朝鮮の「水爆実験」、専門家は懐疑的な見方
英ロンドン大学キングス校の専門家は、これが水素爆弾だったのかどうかを見極めるまでにはあと数日から数週間かかるとしながらも、「水爆だったとは思えない。もし水爆であればもっと規模は大きかったはずだ」と解説した。
米国や韓国の専門家は、放射性物質の痕跡を測定するため大気の分析を急いでいる。韓国の情報当局から説明を受けたという同国の議員らは、「普通の水素爆弾とは違う可能性がある」と語った。
米ランド研究所の専門家によれば、核分裂兵器の基本さえ習得に苦労した北朝鮮が、さらに複雑な水素爆弾を開発できたとは考えにくいという。