大みそかの暴行、容疑者18人は亡命希望者 独ケルン

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ケルンやハンブルクなどで暴行や強盗被害が相次いだ

ケルンやハンブルクなどで暴行や強盗被害が相次いだ

ベルリン(CNN) ドイツ西部のケルンで大みそかの12月31日に性的暴行や強盗の被害が多発していた事件で、ドイツ内務省は8日、容疑者31人の身元を特定し、うち18人が亡命希望者だったことを発表した。

ドイツ内務省によると、容疑者の内訳はアルジェリア人9人、モロッコ人8人、イラン人5人、シリア人4人、ドイツ人2人のほか、イラク人、セルビア人、米国人が各1人。

ケルン市警の報道官は同市警のトップが8日、解任されたことを確認した。この事件をめぐる組織の対応が批判されていた。

ケルンで被害に遭った女性の一人は、警察に駆け込んだものの、警官の数が足りず、取り合ってもらえなかったと主張。一方、独誌シュピーゲルは、男らが集団で警官が被害者に近寄るのを妨害していたと報じている。

ケルン警察の報道官は8日、記者団に対し、今回の一連の襲撃をめぐり170件の刑事告発があり、「うち少なくとも120件が性暴力の関係だ」と述べた。

大みそかには北部のハンブルクなどドイツ国内各地のほか、欧州の他の都市でも同様の事件が起きた。

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