米軍給油機、燃料切れで墜落危機の戦闘機救出 ISIS領域
米空軍の報道発表文によると、F16機は最初の空中給油で500ポンドしか得られず離脱。KC135が想定していた給油量の5分の1しか供給出来なかった。F16機の操縦士が2回目の空中給油も失敗した後に機器など点検したところ、燃料システムの不具合を発見し、給油機に連絡した。
米空軍によると、同戦闘機の燃料装置は通常の8割余りが機能せず、最大15分の飛行で燃料を使い果たし、操縦士は機外への脱出を強いられる事態も予想されていた。
KC135はトラブルを抱えたF16機が接近してきた際、空爆作戦に参加する対地攻撃機A10編隊を支援していた。同戦闘機を助けた後、その日に残っていた通常任務をこなしたという。
有志連合によるISIS拠点へのこれまでの空爆回数は今月10日の時点で計1万242回に達していた。