現在は「新たな冷戦」 ロシア首相が言及
米国のケリー国務長官は同会議で、ロシアがシリアで攻撃している対象は「正当な反政府組織」が中心だと改めて批判し、方針転換を求めた。ウクライナ情勢についても、ロシアは停戦合意に従うか、経済制裁を受けるかの選択を迫られていると指摘した。
長官はまた、米国が中東欧への戦闘部隊増派などに向け、欧州の安全保障に投じる予算を約4倍に増額すると表明した。
米国務省などによると、ケリー長官とロシアのラブロフ外相は会議の場で短時間ながら会談し、シリアでの停戦案や人道支援体制の確立について話し合った。