インド高架橋崩落、死者22人に 「神の業」と建設会社
ニューデリー(CNN) インド東部のコルカタで起きた建設中の高架橋の崩落で、4月1日早朝までに22人の死亡が確認された。現場には数百人が出動し、がれきの下敷きになった人を捜索する作業を続けている。
高架橋の一部は31日正午ごろ、約100メートルの高さから同市北部にあるジリシュ公園の道路上に崩落し、通行中の車や歩行者が下敷きになった。
レスキュー隊が出動して捜索に当たっているが、国家災害対策当局者は「何人が下敷きになっているかは予想できない」と説明。負傷者は少なくとも75人に上っているという。
ジリシュ公園には大勢の人が集まり、がれきをかき分けたり放水したりして安否が確認できない家族などを必死で探している。
当局は周辺の集合住宅などから住民を避難させた。全長2キロの高架橋の他の部分も崩壊する恐れがあるとしている。