北朝鮮が弾道ミサイルを発射 韓国軍発表
(CNN) 韓国軍合同参謀本部は3日、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射したと発表した。
発表によると、ミサイルは同日午前7時50分(日本時間同)頃、北朝鮮南西部の黄海南道から発射された。
ミサイルの種類などは分かっていない。
北朝鮮は今月19日、黄海南道の東側に位する黄海北道から短距離弾道ミサイル「スカッド」と中距離弾道ミサイル「ノドン」計3発を発射したばかり。韓国軍合同参謀本部の報道官によると、これらのミサイルは500~600キロ飛行したとみられる。
北朝鮮の国営メディアは、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が現地で発射訓練を指導したと伝えた。
韓国は先月、米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)を首都ソウルから南東へ約250キロ離れた星州郡に配備すると発表していた。THAADが稼働すれば、韓国の国土のうち3分の2を北朝鮮の攻撃から守ることができるとされる。