インドの「鉄の女」、16年間のハンスト打ち切り選挙出馬へ
シャルミラさんはハンスト中、自殺を図った容疑で14回にわたり逮捕され、最終的に司法措置として病院に身柄を拘束されていた。自殺未遂はインド連邦法違反となるため、10年以上前からチューブで栄養を補給されていた。
ハンストの打ち切りと同時に拘束を解かれたが、正式な裁判所命令が出るまで病院にとどまる見通し。その後は自宅でなく、宗教施設で暮らす意向だ。
来年予定される同州の選挙に、無所属の候補として出馬するとみられる。
マニプール州は内陸部に位置する貧困州。地元の部族社会には中央政府から見放されているという不満が根強く、時として暴動に発展することもある。