マレーシア機、ロシア製ミサイルで撃墜 合同捜査チーム発表
ロシア国防省の報道官は声明で「ブークを含むいかなるミサイルもロシアとウクライナの国境を越えていない」と述べた。
また、ロシア外務省の報道官も声明を出し、合同捜査チームは捜査へのロシアの全面的参加を拒んだと批判。先ごろロシア国防省が発表した、ウクライナ軍の関与を示すとされるレーダーのデータについても触れた。
英王立防衛安全保障研究所(RUSI)のジャスティン・ブロンク研究員は、ロシアの主張を「まったくばかばかしい」と一蹴。「ウクライナ軍は紛争において、地対空ミサイルを1発も発射したことがない。親ロシア派が空軍をもっていないからだ」と指摘した。