クラスター爆弾で4歳児が死亡、玩具と思って拾う シリア
シリア政府はロシアの援護を受けてここ数日でアレッポに対する攻勢を強めており、意図的に病院を狙っているとの見方もある。
同地に残った病院は5カ所のみとなり、いずれも負傷者であふれ返っている。医師は29人しか残っていない。
医療支援団体の反体制派活動家によると、3日には地中貫通爆弾で病院が破壊され、少なくとも7人が死亡、多数ががれきの下敷きになった。この病院が攻撃されたのは、9月28日と10月1日に続く3度目。同病院は2013年に開設され、14年には相次ぐ攻撃を受けて地下に移設されていた。
シリア政府はアレッポ東部の奪還を目指し、今年7月には周辺を包囲。同地は食料や医薬品の供給を断たれ、人道危機状態に陥っている。