警察学校に襲撃、死傷者162人に パキスタン
パキスタン・イスラマバード(CNN) パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタで警察学校が武装集団に襲撃を受けた事件で、当局によれば、少なくとも44人が死亡し、118人が負傷した。
当局者が記者団に語ったところによれば、24日に発生した襲撃は25日未明に終結し、襲撃犯は一掃された。
襲撃犯の1人が治安部隊に殺害されたほか、襲撃犯2人は運んでいた爆弾を爆発させて死亡したという。死亡者数の中に襲撃犯の人数が含まれているかは不明。
襲撃を受けて、警官2人も死亡した。
襲撃では警察学校の宿舎が狙われた。宿舎には約700人の生徒が生活している。
パキスタン軍は声明で、襲撃は5人から6人のテロリストが学校に侵入して宿舎に向かい、生徒を人質に取ったと発表していた。