「イスラム冒涜」発言のジャカルタ市長、警察が立件
ジャカルタ(CNN) インドネシア警察は17日までに、イスラム教を冒涜(ぼうとく)したとされるジャカルタ特別州のバスキ・チャハヤ・プルナマ知事に対し、捜査を行っていることを明らかにした。
バスキ知事はジャカルタでは初のキリスト教徒の首長であり、ジョコ大統領との関係も近い。支持層は複数の宗教にまたがっており、イスラム教徒の支持者もいる。
知事は街頭演説でイスラム教の聖典「コーラン」の一節を引用したが、イスラム教保守派からは、イスラム教への侮辱だとの非難の声が上がっていた。
知事はこの時、コーランはイスラム教徒以外の候補に投票することを禁じてはいないと発言していた。演説の動画がインターネットで広がり、多くの怒りを買った。