機長が操縦室で意識失う、酒酔いの疑いで逮捕 カナダ
ロンドン(CNN) カナダの警察当局は3日までに、アルバータ州カルガリーの空港で、ボーイング737型旅客機の操縦室内で意識を失ったとされる機長について、酒に酔っていた疑いで逮捕したと明らかにした。
カルガリー警察のポール・ステイシー報道官によると、逮捕の2時間後、機長の血中アルコール濃度は規定の3倍以上だったという。
カルガリー警察によると、カナダの格安航空会社サンウイングの37歳の機長が12月31日、操縦室内で奇妙な行動を取った後に意識を失ったという。同機は乗客99人と乗務員6人を乗せ、カナダのレジャイナに寄った後、カナダ・ウィニペグとメキシコのカンクンに向かう予定だった。
機長はスロバキア人で、カナダには就労ビザで滞在していた。機長は酒に酔った状態で旅客機を操縦した罪に問われている。