イラク首都2カ所で自爆テロ、16人死亡 ISIS犯行声明
イラク北部アルビル(CNN) イラクの首都バグダッド市内の2カ所で8日、自爆テロが発生し、合わせて16人が死亡した。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が両方の攻撃について犯行声明を出した。
標的になったのはどちらも買い物客でにぎわう市場だった。まず市東部サドルシティーの市場で、爆弾が仕掛けられた車を運転者が爆発させ、少なくとも11人が死亡、25人が負傷した。
続いて市東部バラディヤ地区の市場では、着衣に爆発物を仕掛けた男が自爆し、少なくとも5人が死亡、12人が負傷した。
ISISはメディア部門のアマク通信を通し、イスラム教シーア派の居住地区を狙ったとする犯行声明をツイッターに投稿した。
ISISは今年に入ってすでにバグダッド市内で数件の爆弾テロを実行し、数十人の死者を出している。