北朝鮮籍の船沈没、海保が26人全員を救助 長崎沖
東京(CNN) 日本の海上保安本部は11日夜、長崎県五島列島沖から約61キロ離れた海上で北朝鮮籍の船舶から遭難信号が発されたため現場海域に出動し、北朝鮮人26人の乗組員全員を救助したと発表した。
海保の巡視船が現場に到着したところ、乗組員は救難ボートに乗り移っていたという。
浸水していた北朝鮮籍の船舶は12日早朝までに、完全に沈没した。乗組員は全員無事で負傷者もいない。
日本では2015年後半、不審な小型船など12隻以上が海岸に漂着する騒ぎがあった。船内では遺体や腐乱遺体が見付かっていたが、船は北朝鮮から流れ付いていたと見られていた。