イエメンの対テロ作戦で米兵死亡、トランプ政権初の戦死者
(CNN) 米軍が中東イエメンの過激派「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」を攻撃した作戦で米兵1人が死亡、6人が負傷した。米中央軍は29日、トランプ政権下で初の戦死者が出たと発表した。
トランプ大統領の声明によると、作戦ではAQAPのメンバー約14人が死亡したとみられ、テロ阻止に役立つ重要情報も押収された。
トランプ氏は声明で、「邪悪なイスラム過激派テロとの戦いで英雄的な兵士の命が失われた」との知らせを受け、国民が悲しんでいると述べた。
作戦はトランプ氏が指示した。米軍当局者がCNNに語ったところによると、特定の人物を標的にした作戦ではなく、情報収集が目的だった。民間人の犠牲者は報告されなかった。