無資格の医院近くで胎児の遺体19体、経営者は逃亡 インド
ニューデリー(CNN) インド西部マハラシュトラ州のサングリ地区にある医院の近くに、胎児の遺体19体が埋められているのが7日までに分かった。当局が明らかにした。
警察責任者によると、医院を経営していた医師は逃走中とみられ、警察が行方を追っている。
同責任者はCNNに、この医師が人工妊娠中絶を施し、胎児を埋めているとの情報が当局に寄せられたと述べた。別の警官がCNNに語ったところによれば、医師は外科医の資格を持たない民間療法医だった。
インドでは中絶自体が禁止されているわけではないが、胎児の性別を理由とした中絶は違法。同国には男児が好まれる傾向があり、胎児の性別が女と分かって中絶を望むケースは年間数万件に上るとみられる。
サングリ地区で発見された胎児の性別は現在確認中だという。