モスル西部で計10万人避難 新たに500人の遺体発見
イラク合同作戦司令部によると、モスル西部の約60%がすでに奪還された。
空軍は住民らに数百万枚のビラを散布し、外出を避けて家の前に白い旗やシーツを掲げるよう呼び掛けている。
ISISの戦闘員は細い路地が入り組んだ旧市街に潜伏し、米無人機などの空爆を避けるため建物の間の壁に穴を開けて移動したり、トンネルや塹壕(ざんごう)を築いたりしている模様だ。
米当局者らによると、昨年10月にモスル奪還作戦が始まった時点で市内にいたISIS戦闘員5000人のうち、約半数はすでに殺害されたか、重傷を負ったとみられる。