ロシア大統領、シリアでの陰謀説を示唆 「イラク開戦前と同じ」とも
結果として国家が破壊され、テロの脅威が拡大し、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が国際舞台に登場することになったと語り、「今まさに同じことが起きている。米国の友好国はそれを是認している」と批判した。
米軍は今月、シリア政権軍が北西部イドリブ県で化学兵器を使ったと断定し、対抗措置として同国中部の空軍基地を攻撃した。マティス米国防長官は10日、この攻撃で政権軍機の2割を破壊したと述べた。
しかしロシア国防省は11日、フェイスブック上の声明文で「国防総省が発表している数字は米国民向けで、専門家向けではない」と批判。米軍が主張するほどの成果はあがらなかったとの見解を示した。