住民避難のバスに襲撃、死者126人に シリア

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襲撃を受けた車列の消火にあたる作業員

襲撃を受けた車列の消火にあたる作業員

(CNN) シリア北部のアレッポで反体制の支配地域から避難するアサド政権支持派の住民らを乗せたバスの車列を狙ったとみられる爆弾攻撃が起きた件で、在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」は16日、死者の数が126人に達したと明らかにした。

車列を狙った襲撃は15日に発生していた。死亡したうちの少なくとも109人が政権支持の村から避難してきた人々だったという。そのほか、援助活動家や車列の護衛をしていた反体制派のメンバーも犠牲となった。

現地の救助ボランティア組織「シリア民間防衛隊(通称・ホワイトヘルメッツ)」によれば、さらに55人が負傷したという。

国営メディアによれば、バスは、政権側を支持しながら反体制派に包囲された北西部の2つの村の住民数千人を移送していた。同時に、南西部で政権軍が包囲する反体制派の町2カ所から戦闘員や住民らを反体制派支配地域へ移す予定だった。

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