大規模爆弾MOAB、ISISの死者94人に アフガン
カブール(CNN) 米軍がアフガニスタン東部ナンガルハル州で13日に投下した大規模爆風爆弾(MOAB)により、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員少なくとも94人が死亡していたことが分かった。アフガン当局者が15日に発表した。
アフガン当局者らは当初、この攻撃で36人が死亡したと発表した。ISISは14日、死傷した戦闘員はいないと主張していた。
死傷者の数についてCNNでは独自の確認はできていない。
ナンガルハル州の報道官はCNNとのインタビューで、ISIS側の死者が「司令官4人を含む94人に急増」したと語った。
アフガン国防省の報道官は「現地のチームが確認作業を続けている」と述べ、今後さらに遺体が発見される可能性を示唆した。
米当局者らによると、この攻撃ではISISの地下トンネル施設や武器、弾薬を破壊したが、民間人にけがはなかったという。