大統領支持派が議員ら襲撃、12人負傷 ベネズエラ
(CNN) 政情不安と経済危機が広がる南米ベネズエラで5日、マドゥロ大統領支持派が野党が過半数を握る議会に侵入して議員を襲撃し、負傷者が出た。この日はベネズエラの独立記念日だった。
ベネズエラでは経済危機が深まっており、政権交代を求めるデモでは衝突が起こることもある。
当時の様子を撮影した動画や画像には、政府支持者が扉を破って議会に侵入してくる様子が捉えられている。目撃者によれば、彼らはパイプや棒、石を手にしていたという。
議会のボルヘス議長によれば、少なくとも議会職員7人と議員5人が負傷した。
建物内にいたジャーナリストによれば、彼らも襲撃を受けたという。
米国務省は声明を発表し、襲撃について民主主義の原則を攻撃するものと指摘。ベネズエラ政府に対して、議会への保護の提供や襲撃者に対する法の裁きを求めた。
VIDEO Fuimos ELECTOS para defender al PAÍS. Hoy #5Jul la barbarie se quiere imponer a la CIVILIDAD ¡ABAJO LA DICTADURA! pic.twitter.com/pDZwekiQqc
— Armando Armas (@ArmandoArmas) 2017年7月5日