韓国軍、爆弾投下訓練を実施 北のミサイル発射に対抗

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韓国軍が「F15K」戦闘機を使用した爆弾投下訓練を実施

韓国軍が「F15K」戦闘機を使用した爆弾投下訓練を実施

(CNN) 韓国軍は29日、北朝鮮への攻撃を想定した爆弾投下訓練を実施した。この数時間前、北朝鮮は日本の上空を通過するミサイル1発を発射していた。

北朝鮮のミサイルは同日午前6時前に平壌付近から北東方向に発射された。その後北海道の上空を飛行し、太平洋上に落下した。日本の領土上空を北朝鮮の飛翔体が通過するのは1998年以来。

安倍晋三首相は今回の発射について記者団に対し「これまでにない深刻かつ重大な脅威」との見方を示した。

発射から数時間後、韓国大統領府は、首都ソウルから車で5時間ほどの北東部江原道で、戦闘機を使った実弾演習を行ったと発表した。「F15K」4機からMK84爆弾8発を投下したという。

韓国国防省の当局者はCNNに対し、投下した全爆弾が標的に命中したと説明。「演習により、韓国空軍が有事の際には敵の指揮系統を壊滅できることを再確認した」と述べた。

韓国大統領の報道官によると、文在寅(ムンジェイン)大統領は北朝鮮に対して強力な対応能力を誇示するよう求めていたという。

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