故ダイアナ元妃しのぶ庭園、ウィリアム王子らが訪問
ロンドン(CNN) 英国のウィリアム王子とヘンリー王子は30日、母である故ダイアナ元妃をしのんでケンジントン宮殿内に作られた庭園「ホワイト・ガーデン」を訪ねた。ダイアナ元妃がパリで起きた交通事故で死亡してから31日で20年となる。
ホワイト・ガーデンは「サンケン・ガーデン」として知られる同宮殿の庭園を、生前のダイアナ元妃の活動や印象、ファッションをイメージして整備したもの。元妃が好んだ植物も植えられている。
この春から期間限定で一般公開されており、白いバラやユリ、グラジオラスやコスモスが咲いている。
両王子とウィリアム王子の妻、キャサリン妃は、造園責任者や生前の元妃を知る庭師とともにホワイト・ガーデンを見て回った。その後、晩年の元妃が支援していた組織や緊密な関係にあった慈善団体の代表者と面会した。
この日、ホワイト・ガーデンに招かれたのはホームレスの人々を支援する団体に、エイズやハンセン病の患者の支援団体、地雷被害者の支援団体の関係者たちだった。
ケンジントン宮殿の公式ツイッターによれば、両王子は母の活動がもたらした影響について話を聞くために招待したという。