メキシコ南部沖で強い地震、M8.0 米地質調査所
(CNN) 米地質調査所(USGS)は8日、中米グアテマラとの国境に近いメキシコ南部の沖合で強い地震が発生したと伝えた。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は8.0。メキシコ、グアテマラ両国の首都でも揺れを感じたという。
震源はメキシコの南東に位置するトレスピコスの太平洋岸から南西へ約118キロの地点。トレスピコスは首都メキシコ市から960キロ離れている。
現地では津波の恐れがあるとして警戒センターが注意を呼び掛けている。津波は3時間以内に到達する可能性があり、メキシコ、グアテマラのほかパナマ、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラスなどの周辺国に影響を及ぼすとみられる。
メキシコのペニャニエト大統領はツイッターで、国家非常事態委員会の設置など市民を保護する取り組みを発動させたと明らかにした。