滑走路で旅客機同士が衝突、出火し乗客脱出 カナダ空港
(CNN) カナダ東部トロントのピアソン国際空港で5日夜、けん引されていた旅客機が着陸後の旅客機に衝突して小規模な火災が発生した。乗客らは無事に脱出した。
けん引されていたのはカナダの格安航空会社(LCC)、サンウイング航空の機体で、乗客は乗っていなかった。メキシコのリゾート地、カンクンから到着したカナダ・ウエストジェット航空の旅客機は、ゲートに向かおうと待機していた。乗客168人と乗員6人は全員、非常用スライドで避難した。
CNN系列局によると、乗客にけがはなかったものの、空港の消防要員が1人、病院へ運ばれた。
また同日深夜には、米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の滑走路でも事故が発生した。
中国南方航空機の右翼がクウェート航空機の尾翼に接触した。空港当局の報道担当者によると、両機とも損傷したが、乗客が乗っていたのはクウェート機だけで、全員無事に脱出した。
The #PAPD Aircraft Rescue Fire Fighter Unit (ARFF) responded to Terminal 4, JFK, last night; a China Southern 777's wing tip struck the tail end of a Kuwait Airways 777 causing damage to both aircraft. #PAPDPROTECTSNYNJ pic.twitter.com/1g2isyyHD4
— Port Authority PBA (@PAPD911) 2018年1月6日