シリアの東グータ、政府軍の空爆で180人近く死亡と支援団体
国連児童基金(ユニセフ)は14日、年明け以降の2週間で子ども30人が死亡したと発表した。
政府軍の包囲で地区内に閉じ込められている子どもは20万人に上るとされ、住民らは命の危険を感じて地下に避難している。集合住宅を狙った大規模な攻撃では、女性や子どもを含む80人が負傷した。ここ数日間で2つの医療施設が攻撃を受け、すでに大半の保健機関が閉鎖されているという。
東グータはアサド大統領が昨年、ロシア、トルコ、イランの仲介で応じた停戦合意により、緊張緩和地帯と指定されていた。政府軍や反体制派による暴力は合意違反とみなされる。