大干ばつで4月に水枯渇の恐れ、南ア・ケープタウン
水不足に対応するため再利用などの生活の知恵を駆使する住民や観光客らも出ている。一方で貴重な供給水の水質への懸念も生まれている。金銭的に余裕のある一部住民は水危機が緩和するまで市を離れる計画も練っている。
半面、水の再利用は別の問題を招く結果ともなっている。住民によると、水を貯めておくバケツ、ガソリンタンクやドラム缶の在庫が店にはもはやなく、代わりに大きな箱やかめなどを買う姿が目立つ。これらの容器に水をためこむわけで、それだけ水危機を悪化させる悪循環ともなっている。