マクロン仏大統領、国賓として訪米 イラン問題など協議へ

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訪米を前に、トランプ氏の「お気に入り」とされる米フォックス・ニュースとのインタビューでイラン核合意に言及し、「ほかにもっといい選択肢があるのか。私はそうは思わない」と米国の残留を促した。

マクロン氏に続いて、27日にはドイツのメルケル首相も米国を訪れ、トランプ氏と会談する予定だが、これほど手厚い歓迎は予定されていない。トランプ氏はオバマ前大統領と親しかったメルケル氏を快く思っていないことから、結果的にマクロン氏の存在感が強まっているようだ。

トランプ氏とマクロン氏の首脳会談では、米政権が発動した鉄鋼とアルミニウムの輸入制限も議題に上る見通し。欧州連合(EU)は5月1日まで適用除外とされているが、その後は対象に入る可能性がある。

マクロン氏はフォックス・ニュースの番組で、トランプ氏がEU除外の判断を下すことを願っていると強調。同氏に向けて「同盟国を相手に貿易戦争をするものではない」「中国に貿易戦争を仕掛け、欧州にも貿易戦争を仕掛け、シリアやイランとも戦争をというのは無理な話。盟友が必要だ。我々は盟友だ」と呼び掛けた。

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