パキスタン・クエッタで連続自爆テロ、警官6人死亡
パキスタン・クエッタ(CNN) パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタで24日、警官や兵士を狙った自爆テロがあり、当局によれば、警官6人が死亡し、少なくとも8人が負傷した。
警察幹部によれば、襲撃犯は警官を狙って、爆発物を積んだオートバイを警察車両に突っ込ませた。
パキスタンのアバシ首相は、犯行を強く非難した。
これより前にも検問所を狙った自爆テロが2件発生していた。
ロイター通信によれば、これまでのところ犯行声明は出ていない。
クエッタはこれまでにも多くの襲撃を受けてきた。ロイター通信によれば、アフガニスタンの反政府武装勢力「タリバーン」や国際テロ組織アルカイダ、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」などとつながりを持つイスラム武装組織が同地で活動を行っている。
昨年12月には教会が爆弾で襲われ、少なくとも7人が死亡し、20人以上が負傷した。